むし歯をとった後には、その大きさや部位によって 被せもの(クラウン)や部分的に詰めるつめもの(インレー)をつけて歯の形を回復させます。

被せもの(クラウン)

ジルコニアセラミック

メタルを使わず、ジルコニアフレームの上に陶材を焼き付けた被せものです。主に審美性を求める前歯に適しています。陶材により色調を調整してお作りするので、より自然な歯のお色を再現できます。

ジルコニア

ジルコニアのみで作られた被せものです。ジルコニアは人工タイヤモンドというくらいに強度の高い素材です。そのため、壊れにくく丈夫な被せものです。

ブリッジや奥歯のような、強度を必要とする歯に適しています。

近年は、以前はあまり再現できなかった歯の色のグラデーションもつけられるようになってきています。

e-max

二ケイ酸リチウムを用いたガラス系のセラミック材料です。強度と審美性を兼ね備えた被せものです。ブリッジなどは作ることはできません。

天然歯のような透明感があり、色調再現性に優れています。歯垢もつきにくく、変色もしないため、より長くきれいにお使いいただけます。

詰めもの(インレー)

e-max

二ケイ酸リチウムを用いたガラス系のセラミック材料です。 セラミックのインレーとして使われることが多いです。

適合性に優れ、詰めものと歯質の間にすき間が出来にくく、むし歯の再発リスクが少ない材料です。

ハイブリット

セラミックにプラスティック系の材料を配合した素材です。そのため、耐久性が下がる傾向にあります。

セラミック 費用

かぶせもの

種類 保証期間 費用(税別)
ジルコニアセラミッククラウン 5年 120,000円
ジルコニアセラミッククラウン
(ファイバーコアを含む)
5年 130,000円
セラミッククラウン 5年 100,000円
セラミッククラウン
(ファイバーコアを含む)
5年 110,000円

※全て税別

つめもの

種類 保証期間 費用(税別)
セラミックインレー 5年 50,000円
ハイブリッドセラミックインレー 3年 30,000円
ダイレクトボンディング 20,000円

※全て税別

セラミックの質問

ラミネートベニアとは
歯の表面をエナメル質の範囲内で削り、歯に接着する治療法です。コンポジットレジンに直接法による治療もありますが、中長期の審美性の改善を図りたいときに使用されます。全周を削って、被せものにするほどでもないときができおう適応となります。
治療例
歯の形態不良があるときの形態修正
歯と歯の間に隙間があるときに隙間を埋めて審美性を改善する
ホワイトニングでは改善しない色調の不良があるときに色調の改善
仮歯の期間はどれくらいですか。
歯の形態を整えて型どりしてから、被せものが出来上がるまでに10日ほどかかります。その間、仮歯で過ごすことになります。仮歯は実際の被せものよりも色調や審美性は落ちますが、形態などはあまり変わりがないように作成します。なので、アポイントの都合で日程が延びても、不自由を感じることは少ないと思います。
セラミックは一生持つの?
セラミックは強度が強く、吸収性が低いので他の材料に比べて中長期の予後良いです。ジルコニアの上に陶材を焼き付けているタイプなどでは、一部剥離することもあります。その場合はリペアにて対応します。セラミックがダメになるよりも土台となる歯がダメになることもあります。被せものと歯の境目はむし歯になりやすいので注意が必要です。
デメリットは?
デメリットはあまりありませんが上げるとしたら被せものを作る際に、歯を削る量がメタルの被せものを作るときよりも若干多いということがあります。近年、材質の向上によって歯を削る量が少なくてもよくはなっています。
セラミックでも割れることはありますか?
セラミックにも種類があります。ジルコニアは強度が強いので割れることは少ないです。ハイブリットセラミックはジルコニアに比べると強度が落ちるので、ジルコニアに比べて割れやすいと言えます。セラミックの強度の問題だけでなく、咬む力や咬み合わせ側の歯の強度によっても変わってきます。
古い被せものを、セラミックに変えたいけどできますか。
土台になっている歯を傷つけないように、被せものを外します。土台となる歯が根の治療をしてあったときは、レントゲンで根の先に問題がないかを確認します。根の先に影があったときは根の治療をすることもあります。その場合、根の土台から作り直す必要ががあります。